鉄斎美術館からのお知らせ

「鉄斎の九十歳落款」前期展、開催中!(別館「史料館」)

鉄斎美術館 別館「史料館」では、富岡鉄斎の没後100年を記念した小企画展「鉄斎の九十歳落款」展を開催しています。

鉄斎は数え89歳で没しますが、同年夏頃から作品の落款に「九十翁」あるいは「九十叟(そう)」などと自署しました。最晩年を示すこれらの落款は「九十落款」といわれ、老年を感じさせない雄渾な筆致と融通無碍な墨色、鮮やかな彩色が高く評されています。

本展では、鉄斎から清荒神清澄寺に直接贈られた《昇天龍図》、《蓬莱山図》をはじめ「九十落款」をもつ最晩年の名品の数々をご紹介します。

※この展覧会は2021年春にコロナウイルス感染拡大防止のため開催中止となった「鉄斎の九十歳落款」展の再開催となります

前期展は5月21日(火)までの開催です。是非足をお運びください。

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