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会期 |
2025年9月16日(火)~10月26日(日) |
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会場 | 鉄斎美術館別館「史料館」 |
開館時間 | 午前9時30分~午後4時30分 |
休館 | 月曜日(ただし10月13日は開館、翌14日休館) ※2025年より、休館日が月曜日に変更となりました |
入館料 |
無料 |
展覧会の見どころ
幕末から明治初めの尼僧・歌人・陶芸家として知られる大田垣蓮月(1791~ 1875)。富岡鉄斎(1836~1924)は20歳頃に蓮月と出会い、学僕として身の回りの世話をするなかで、その慈悲深く謙遜な人柄に接し、大きな感化を受けました。
明治8年(1875)、蓮月が没した後も鉄斎は欠かさず墓参し、大正13 年(1924)には数え89 歳にして蓮月の五十回忌法要を執り行い、生涯をかけて追慕しました。蓮月没後150年を記念する本展では、蓮月が和歌を書し鉄斎が画を描いた合作や鉄斎愛蔵の蓮月焼に加え、蓮月遺愛の陶芸道具を紹介します。
主な展示作品
奴図 大田垣蓮月歌賛 | 富岡鉄斎筆 慶応3年(1867) 掛軸 |
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双鶴図 | 大田垣蓮月筆 明治元年(1868) 掛軸 |
花瓶図 大田垣蓮月歌賛 | 富岡鉄斎筆 明治2年(1869) 掛軸 |
桃花図 大田垣蓮月和歌短冊貼交 | 富岡鉄斎筆 大正9年(1920) 掛軸 |
小急須 | 大田垣蓮月作・富岡鉄斎箱 江戸時代末期~明治時代初期 |
徳利 | 大田垣蓮月作・富岡鉄斎箱 江戸時代末期~明治時代初期 |
富岡鉄斎宛大田垣蓮月書簡 | 元治元年頃 |
次回展覧会
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