聖光殿 鉄斎美術館
鉄斎美術館展覧会

鉄斎-青緑山水の時代-

会期

2017年9月12日(火)~11月26日(日)

前期:9月12日(火)~10月15日(日)
後期:10月21日(土)~11月26日(日)

時間 午前10時~午後4時30分
(入館は午後4時まで)
休館 月曜日休館
ただし9月18日、10月9日は開館、翌日休館
展示説明会 下記の日程で学芸員による展示説明会があります。
9月23日、10月7日、28日、11月11日の各土曜日午後1時30分より
入館料 一般:300円
高・大生:200円
小・中生:100円
※老人・障害者手帳を提示の方、各々半額とします。

展覧会の見どころ

青緑山水とは、緑青や群青などで彩色された山水画をいいます。富岡鉄斎(1836~1924)は水墨山水を得意としたことで知られていますが、青緑山水にも優れ、精彩に富んだ数々の傑作を遺しています。

東アジアにおいて古来より人々は、隠逸思想や神仙思想にみられる理想郷を追い求め、山水風景のなかに心遊ばせました。近代日本に至り、思想的憧憬を受け継いだのが鉄斎でした。中国の画論、画法に学んで「古法の重色彩画、容易の技術にあらず」と見識を深め、伝統的な青緑山水の継承者として清新な画面を創出することを試みています。こうした意識を持った近代文人は鉄斎が唯一であり、最後の文人画家と称される所以でしょう。

本展覧会では、鉄斎にとって「青緑山水の時代」というべき70歳前後から80歳代半ばの作品を中心に、壮年期の清雅な隠棲図から最晩年の豊潤な仙境図までをご覧いただきます。併せて古画学習の形跡が認められる鉄斎の粉本(ふんぽん)、愛蔵本も紹介します。

主な展示作品

高士隠栖図・松雲僊境図 明治3年(1870) 35歳 掛幅 
蘭亭曲水図 明治17年(1884) 49歳 掛幅
豳風詩意図 明治26年(1893) 58歳 四幅対
富士山図 明治31年(1898) 63歳 六曲屏風
山水図貼交屏風 明治時代 60歳代 六曲屏風
青緑山水図 明治45年(1912) 77歳 六曲屏風
群僊集会図 大正5年(1916) 81歳 掛幅
王元之竹楼記図 大正6年(1917) 82歳 掛幅
東瀛僊苑図 大正7年(1918) 83歳 掛幅
武陵桃源図 大正12年(1923) 88歳 掛幅
蓬莱山図 大正13年(1924) 89歳 額

お知らせ

11月18日(土)、19日(日)は「関西文化の日」に参加しています。(入館料無料)

次回展覧会

「鉄斎の器玩-煎茶皆具の世界-」

会期: 2018年1月5日(金)~2月11日(日・祝)