連日のあたたかい気候で、鉄斎美術館前の淡墨桜(うすずみざくら)が一輪だけほころびました。
岐阜県の根尾谷から移植された淡墨桜は、毎年満開に咲き誇り、楽しみに訪れる参拝者の方が多くいらっしゃいます。
まだ開花には至りませんが、例年よりも早く見ごろを迎えそうです。
なお、鉄斎美術館はただいま休館中、次回展覧会「鉄斎の旅―足跡、天下に遍し―」は4月1日(日)から開催いたします。
連日のあたたかい気候で、鉄斎美術館前の淡墨桜(うすずみざくら)が一輪だけほころびました。
岐阜県の根尾谷から移植された淡墨桜は、毎年満開に咲き誇り、楽しみに訪れる参拝者の方が多くいらっしゃいます。
まだ開花には至りませんが、例年よりも早く見ごろを迎えそうです。
なお、鉄斎美術館はただいま休館中、次回展覧会「鉄斎の旅―足跡、天下に遍し―」は4月1日(日)から開催いたします。
4月7日(土)から、与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称される池大雅(1723~76)の大回顧展が京都国立博物館で開催されます。当館からは、大雅の生涯を知るうえで最も基本となる資料『池大雅家譜』(富岡鉄斎旧蔵本)を出品します。
展覧会名:特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家 会期:2018(平成30)年4月7日(土)~ 5月20日(日) 会場:京都国立博物館 平成知新館 http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/tenrankai/taiga2018.html
4月1日(土)から、書家の山本竟山(1863~1934)とその周辺の展覧会が関西大学博物館で開催されます。当館からは、山本竟山筆《楷書七言聯》、《不読五千巻書者無得入此室書》、富岡鉄斎筆《蘇子笠屐図》、《佳実図》(竟山から贈られた柿の返礼)、長尾雨山筆《掃心図画序文》、《富岡鉄斎墓誌銘》など計13件を出品します。
展覧会名:関西大学博物館 2018年度春季企画展「山本竟山の書と学問-湖南・雨山・鉄斎・南岳との文人交流ネットワーク-」
会期:2018(平成30)年4月1日(土)~ 5月20日(日)
会場:関西大学博物館
〒564-868 大阪府吹田市山手町3丁目3−35
TEL:06-6368-1171
http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/
1月13日(土)、鉄斎美術館にてギャラリートークを開催し、多くの方にご参加いただきました。煎茶皆具をご覧いただきながら、制作に携わった名工たちについて解説するほか、書画の名品を通して、鉄斎が敬愛した売茶翁や蘇東坡にまつわる故事などをご紹介しています。
次回は、1月27日(土)13時半より開催予定です。事前申込は必要ありません。鉄斎の作品に親しんでいただく機会となっていますので、お誘いあわせの上、ぜひご来館ください。
2018年1月10日(水)放送のラジオ関西「時間です!林編集長」のわがまちひょうごコーナーで、鉄斎美術館が特集されます。鉄斎と清荒神の歴史や、展覧会の見どころなどをご紹介します。ぜひお聞きください!
【番組情報】
放送局:ラジオ関西558kHz
番組名:時間です!林編集長
放送日時:2018年1月10(水)15:00-17:50
詳しくは番組ホームぺージをご覧ください
https://jocr.jp/hayashi/
1月5日(金)から、鉄斎美術館にて「鉄斎の器玩―煎茶皆具の世界―」展がはじまります。
今回の見どころは、近代文人画の巨匠・富岡鉄斎(1836~1924)が、江戸時代の煎茶中興の祖・売茶翁愛用の茶具を復元した≪煎茶皆具≫です。京都の名工たちが手がけた茶具に鉄斎が絵や書を施した合作となっていて、煎茶碗をはじめ、涼炉や急須、建水など、一式となる全25点をご覧いただきます。
新春にふさわしい華やかな器玩や書画作品もあわせて展示しています。清荒神へ初詣の際は、ぜひ美術館にもお立ち寄りください!(2月11日(日・祝)まで開催)
展覧会の詳細はこちら
12月3日(日)より、宝塚市立中央図書館聖光文庫(阪急清荒神駅前)において、鉄斎美術館・宝塚市立中央図書館共催企画展「蘇東坡と鉄斎の世界」を開催しています。
中国宋代の政治家で詩人として名高い蘇東坡(蘇軾)といえば、『春夜』、『赤壁賦』など、古典の教科書で親しんだ方も多いのではないでしょうか。また豚肉を調理した中華料理「東坡肉」(トンポーロウ)の考案者としても知られています。
その蘇東坡をこよなく敬愛したのが、近代文人画の巨匠富岡鉄斎(1836~1924)でした。蘇東坡生誕980年を記念して開催される本共催展では、鉄斎美術館所蔵の富岡鉄斎旧蔵資料、関連作品を中心に東坡の世界をご覧いただきます。会期は2018年2月11日(日・祝)までです。年末年始の図書館休館日をご確認のうえ、ご来館ください!